「第2回 公開レコーディング」を広島市中区立町にあるライブハウス「ライブ楽座」で行いました。
そもそも楽座オーナーさんの企画によるもので、僕の仕事のPRのような形だったんですが、実際は自分がいろいろ教えてもらってる大変有意義なイベントになっています。
前半はレコーディング、後半、スピーチレスさんのライブでという構成。
レコーディングではお客さんに静かにしてもらって録音。
最初にギター&ボーカル録音。スピーカーから音を出すでもなく、お客さんには生の弾き語りを聴いてもらう状態。録音後、ベースの方にそれをヘッドフォンでモニターしてもらいながらベースを録音。お客さんはベースだけを聞く状態。
最後に全て合わせたものをスピーカーから再生。
ここで初めてお客さんはギター、ボーカル、ベースのミックスされた音を聴くことになります。
僕が同曲をアレンジした作品はボーカルのみ録音。
ボーカルにヘッドフォンをしてもらいオケを流します。
お客さんにはアカペラ状態ですね。
録音後、オケと一緒にスピーカーから音を流して聴いてもらうという...考えてみればずいぶんヘンテコなイベントです。
あとはEQの活用方法だったり、コンプレッサーの説明だったり。
心配しましたが結構喜んでもらえたので一安心。^^)
今回のレコーディングは「スピーチレス」さん。A.Gt & Vo と E.Bass のお二人。
2ヶ月ほど前にレコーディング希望曲の音源と歌詞(コード付き)をいただきました。
まずは普段の演奏をレコーディングするので、曲の雰囲気、必要そうな機材をチェックします。
次はアレンジ・バージョンを作るため、歌詞や記載されたコードを元に耳コピ。
不慣れなので時間がかかってしまいます。(汗)
コード付きのメロディー譜を作ります。 これを元にDAWでアレンジ・バージョンを作成。
どんなスタイルにするか決めるんですが、ここが楽しくもあり、悩むところでもあり....。 やはり不慣れなので時間がかかってしまいます...。(汗)
バンド風な雰囲気を想像してみるとばっちりハマる気がしたので、結局サザン・ロック風に。
ちょうどYoutubeでレーナード・スキナードを聴いて「カッコエエなあー」と激しく思った時でした。
エレキギターはもちろん、アコースティック・ギター、エレアコを総動員。
ちょこっとしたのも含めてオーディオトラックはギター系が17トラックだったか...。
(まとめれば、そんなに多くはならない!)
当日はパソコン画面を大型テレビに映し出したんですが、お客さんにとって17トラック分の波形が出てくるのはインパクトあったみたい。
アレンジは好評いただいたようです。スピーチレスさんも大変気持ちよく歌ってました。
20年ほど前に作った曲がこのような形で残せるのは嬉しいと言ってもらえました。
当日はDAWに興味がある方、レコーディングをして作品を残しておきたい方などが来場。
終了後の雑談では、今後ぜひレコーディングを検討したいとお話をいただきました。
前回問題にしてたZOOMのR16なんですが、さらに検索して調べたら、結局モノラル2Chしか同時録音できないことが判明。 なんだよ〜。
今使ってるオーディオインターフェイスの入力がモノラル2Chなので、もう少し入力Chあった方がいいなあ。
0コメント