MOOG Slim Phatty

シンセが好きな人間には憧れのメーカー「MOOG」なんだけど、僕はVoyagerとSlim Phattyを持ってます。

Slim PhattyってLittle Phattyから鍵盤取っちゃったやつね。

今回はSlim Phattyの話。


実は、少し前に話題になってたセミ・モジュラー・シンセMother32が気になって、ほんとはこちらが欲しかったんだけど先立つものが無く、諦めざるを得なかった。

Mother32が3台セットでラックマウントされてる写真に昔のMOOGのモジュラー・シンセを彷彿させるものがあり、「これは!」と思ったんですけどね。

財布の中身がねぇ。^^;


そんな時ちょうどアマゾンで見つけたのがSlim Phatty。

これがびっくりするほどリーズナブルなお値段で出てました。

Little Phattyはデザインが好きになれず何とも思わなかったんだけど、鍵盤取り外したSlim Phattyは近未来的なデザインで見た目は大変よろしい。

おまけに2VCO、2EG。アルペジエーター付き。 あら、いいんじゃないの?

というわけでうちの仲間になりました。(1年前くらい?)


実際に触ってみて...。

音はさすがによろしいです。 気持ち良い。MOOGだから当たり前。

でもエディットする場合、ボタンを押してツマミを回して...となるので直感的でスピーディーな操作をするには難あり。

さらにちょっと残念なのが、モジュレーション系の操作では、Slim Phatty本体のみでは難しいことが判明。

キーボードのモジュレーション・ホイールを使用することを前提で設計されてるのかも。

なので、ピッチ・ホイールとモジュレーション・ホイールが別れたキーボードが必要。

コルグ、ローランドによくある、レバー1つでX軸、Y軸を動かすタイプでは思うような効果が得られないかも。(レバーが元に戻ってしまうということ)


VoyagerとMIDIケーブルでつないでみました。

Voyagerのツマミとちゃんと連動してるようです。


Slim PhattyはTECアワードの楽器/テクノロジー・ハードウェア部門で優秀技術賞というのを受賞してたらしいです。  よくわからん。^^;


小林義男 Yoshio's Ownd

広島県安芸郡府中町在住のミュージシャン 小林義男 の情報発信サイト DTMレッスン、レコーディング、演奏やってます。 自主制作CD販売中。