佐藤公彦 (ケメ)


僕がオーディオに興味を持ったのは小学校4、5年の頃で高校生だった従兄弟のコンポーネント・ステレオを聴かせてもらったから。

4畳半の部屋にはカーペンターズのでかいポスターが貼ってあり、本棚にはちょっとエッチな洋画の専門誌とFMレコパルが何冊もあって。「カモメのジョナサン」もあって。

パイオニア製の白いヘッドホンやSONY製の四角い小型のマイクがあって、これは完璧に秘密兵器的なアイテムでした。コンポなんて宇宙船内部のメカ的な存在。

チューナーをいじってFMのクリアーな音を聴いたり、アンプの説明をしてくれたけどEQの意味はよくわかんなかったなあ。

とにかく、ど田舎の小学生にとってはもうワンダーワールドでした。


従兄弟はカセットによく録音をしていた。

オリビア・ニュートンジョンのカセットがあって、ラベルやらカバーの紙にきちんと曲名を書いてあって、そういうのを見るとなんだか従兄弟の思い入れも伝わってきて。


たくさんFMからエアチェックしたテープがあって、その中の一つに佐藤公彦(ケメ)の曲が入ったものがありました。

ところが、それが当時は嫌いだったんです。

情緒はあるんだけどなんだか古臭くメロディが妙にクセがあって、それでいて耳に残ってしまう、なんとも厄介な印象。歌詞の一部は後々まで記憶していました。

それをどうしても聴きたくなってYoutubeで探しまくったんだけど、なかなか記憶と合致するものが出てきません。

そこでgoogleで覚えている歌詞を入れて検索してみると、それっぽいサイトが出てきた。

どうやら「夕暮れ」という曲。

40年ぶりくらいの再会。

現在、Youtubeではご本人が歌ってるバージョンは削除されてるけど、確かにその曲。


佐藤公彦 (ケメ)についてはほとんど何も知らない。

小学生の時にラジオで「あおい君と佐藤クン」という番組の佐藤クンが佐藤公彦だったというのを知ったのもここ数年のこと。 そうだったのかぁ...。って感じで。

ご本人の昔の画像を見ると、長髪、童顔。 アイドル的な存在だったんでしょうか?

にしてはかなり日本的、情緒的な歌詞。


でも80年代頃かな、バックバンド従えてオシャレ路線いってるようです。

当時の流行を考えると、そうせざるを得なかったか?



情緒的な雰囲気を醸し出している曲に「通りゃんせ」があります。

リンクした「通りゃんせ」は割と明るいアレンジ。 これのストリングスをメインにしたしっとりとしたバージョンはもう消えてしまったみたい。

佐藤公彦 ケメ 「通りゃんせ」

https://www.youtube.com/watch?v=mBgr6qHUCoo

小林義男 Yoshio's Ownd

広島県安芸郡府中町在住のミュージシャン 小林義男 の情報発信サイト DTMレッスン、レコーディング、演奏やってます。 自主制作CD販売中。