ヒッピーについて

小さい頃、日曜日の朝は日本語吹き替えのアメリカのテレビ番組をいろいろやってました。

タイトルは忘れたのですが、特に記憶に残った番組があります。

ベトナム戦争で使われたのだと思う軍用犬と若い男性がアメリカ大陸を歩いて旅する...という番組。

広島ではテレビ朝日系で放送されたと思います。


「なーんかいいなぁ」って感じでした。

アメリカのデカさというか懐の広さというか、感じることができてアメリカに行ってみたいという憧れみたいなものが生まれたんですね。

その他、他のアメリカの番組を見るたびに非常に知的で平和的な印象を受けました。

その後、本を読んだり映画を見たりロックを聴くようになってヒッピーというものを知ったのでした。

東洋哲学や神秘主義から派生した独特の文化も興味深かったです。

ところが一方的な憧れは「ウッドストック」や「イージーライダー」「地獄の黙示録」その他アメリカン・ニューシネマを見たり、ニュースを見ることでアメリカに対して懐疑的になってしまったのでした。


僕が影響を受けた60年代後半〜70年代前半のテレビドラマは、好きな音楽が発表された頃とそのまま重なってきます。アートロック、プログレなどもこの頃すごいですよね。

すごく刺激的な作品が多いんですよね。ロックにしてもアートにしても映画にしても。

アメリカンニューシネマとかね。

そして、若い人たちを中心に社会常識から離れたライフスタイルを模索したヒッピーにはものすごく憧れました。(僕が知ってる限りでは、薬で気持ち良くなるなんて自然に反する!という主張だったな)


ライブやってるといろんな所に呼ばれます。

もろにヒッピーっぽい連中の集まりだったり。

でも僕がイメージするヒッピーとは違うんですよね。

まず、お約束のように必ず漂うお香のような匂いが嫌。

僕がイメージしてるのはビートルズ的というかロック的というか。

今、ヒッピーっぽい人ってなんかレゲエ系というかジャマイカの香り漂う方が多い気が。

いやいや、いいんですよ。もちろん。個人の自由なんだから。

その筋のことは全然わかってないので、個人的感想ということで。


Youtubeで見つけた動画で、軍隊をやめた男性の話が出てきます。

こういう話を聞くと「ああ、ヒッピーってこうだよなあ」って思うのでした。

(自分にとってだよ! ^^ )

小林義男 Yoshio's Ownd

広島県安芸郡府中町在住のミュージシャン 小林義男 の情報発信サイト DTMレッスン、レコーディング、演奏やってます。 自主制作CD販売中。