今年も8月6日、音楽奉献の日がやってきます。
毎年原爆について調べるのですが、知らないことが何と多いことか...。
戦災孤児、原爆孤児を預かっていた学園についてのドキュメンタリーを見つけました。広島は戦災孤児が全国的にも多く、広島駅は孤児であふれかえっていたそうです。
食べるものが無く命の危険と隣り合わせという極限状態から犯罪に手を染めたり反社会組織に入った者もいました。
それゆえ孤児に対する差別、偏見も相当酷かったようです。
何でみんな優しくなれないんだろう。
そんな余裕のある状況ではないことは理解できるんだけど、それにしても悲しすぎる...。
毎年音を出すのに「自分はこんな音を出しているが、ここで亡くなった人達はこれを聴いてどう思うだろうか」といつも思います。
ここは爆心地で瞬時にして人間は蒸発したところです。
また、灯篭を流している目の前の元安川は隙間なく死体で埋め尽くされたと聞きます。
音楽的...なんかどうでも良い。
気持ちが素直に音になれば、それでいい。常識的なスタイルなんか無意味。
そういうつもりで臨んでいきます。
今年は「瞑想」というテーマをいただきました。
シンセサイザーとウォーターフォン。
とりあえず何となく目指す方向の音はこっちかな?...という気がします。
他にも何か使えないか模索中です。
0コメント