歪系や空間系がいくら耳で確認できると言ってもそんなに甘くはないんですね。
イメージしてる音に近づけるにはどのツマミをいじれば良いのか、理屈をわかってないとすぐヘンテコな音になってしまう。
論理的に考えて音作りをするエンジニアさんって本当すごいと思います。
リバーブなどは実際の空間をよく理解した上で、パラメータを設定できたらいいなあ、なんて思います。
エフェクターによってはとんでもなく沢山のパラメータがあったり、個性があったりするので個体別に慣れる必要もありますよね。
で、コンプレッサー。
10年以上前の話ですが(もっと前??)、学生が「自分で作った曲をCD-Rにしてみたが、市販のCD作品と聴き比べて音量がすごく小さいのは何で?」という質問をしてきました。
確認してみると確かに音量差があります。
自分でも、どうやっても音量が上がらない。
音響の先生に相談したところ「それはコンプレッサーやマキシマイザーを使うんですよ」と教えていただいた。
コンプレッサーなんて大きすぎる音を整えるくらいにしか考えていませんでした。
「なるほど、世の中にはそんな便利なものがあるのか。プロはこんなの使って迫力ある音を作ってるのか」 と思ったわけです。
プロの人からすれば、「何を今更...」なんですけど。^^;
そういえば当時は音響雑誌がやたらとコンプレッサーの特集やってました。
ちょうど音圧あげて迫力出すのが注目された時期だったんでしょうか。
どのジャンルでも「音量上げろ!」な感じ。
当時のCDを聴き比べた時、エリック・クラプトンの弾き語りの曲の方が、ニルバーナの曲よりはるかに音量デカかったのには、さすがに「これでいいのか??」と思ったなあ。
しかし....使い方がわからない!
パラメーターいじっても、何がどうなったかサッパリわからない!!!
「スレッショルド、レシオ...ナンジャコリャ!」なエフェクターなんですよね...。
特集記事があれば音響雑誌買いまくってました。
って読んでもよくわからなかった...。
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