PC88で使っていたシーケンサー。

僕が20代前半の頃だったと思います。

ゲームの移植などをやってる会社でアルバイトをしていました。

学校ではRolandのMC-4や当時話題になってたMACでPerformeを使ってましたが、会社ではNECのPC88。


シーケンサーは見たことも聞いたこともないオモチャのような感じでした。

しかもどちらかというと好きではないFM音源。同時発音数も8〜11音くらいだったかな。

でも他に選択肢は無いので、コレでできる限りのことはやってみました。

当時はゲームの音楽、効果音を全部コレで作っていました。


もう30年近く前なので当時のことはよく覚えていませんでした。

ところが色々ありまして、当時使ってたシーケンサーが何だったか思い出さなくてはならなくなりました。

別に強制でも何でもないのですが、僕の好奇心から調べてみたくなりました。

シーケンサーの画面は覚えていたので、それさえ見つかれば名前も分かるだろうと思い、ネットで検索。

少々手間取りましたが、見つけました。

クロスメディアというメーカーの「ミュージアム」という製品でした。

(もしかしたら、ミュージアム2 かもしれません)


今ではエフェクターは普通に付属してますが、コレには全くありません。

ちょっとでも空間表現をしたくて、疑似ディレイを作ってました。

いたって単純で、ディレイ効果を出したいパートをコピーします。

それを別トラックにペースト。 同じモノが2つできます。

ペーストしたトラックのデータの先頭に休符を入れ、音量を小さくします。

それで再生すると疑似ディレイになります。

それを左右パンで振ったりとか。



小林義男 Yoshio's Ownd

広島県安芸郡府中町在住のミュージシャン 小林義男 の情報発信サイト DTMレッスン、レコーディング、演奏やってます。 自主制作CD販売中。