WOWOWオンデマンドで「異端の鳥」を観ました。
前から気になってた映画ですが、なかなか機会がなくて。
最近WOWOWが放送してくれました。
かなり残酷描写が話題になっていた映画なので覚悟をして挑みましたよ。^^;
映像は全編モノクロで、主人公の男の子が様々な辛い目にあっていく...というストーリー。
「これは精神的に後引くかも知れんなあ」と思ったんですが、意外にそうでもなかった。
他にもっと辛い映画たくさん観たせいか...?
割と冷静に観れた...と自分では思っています。
様々な辛い目にあうので、「人生における辛い出来事をリストアップ」したのかな...?と思ったり。
残酷描写よりも、特殊な環境に置かれたことで変化する男の子の性格...が気になりました。 素直な子が大変な目にあって性格歪んで、犯罪に手を染めてしまう過程を見せられてる?
その辺は新藤兼人「裸の19歳」を思い出したり。
残酷...で言えば「火垂るの墓」の方が僕には残酷に思えるな。
後、「言葉」の大事さも描いていたかな。
「喋らなくてもわかる」なんてよく聞くけど、そんなの大ウソだよなあ。
ちゃんと言葉できちんとコミュニケーション取らんと。
(障害持ってる人はそれができないから大変。それは例外。ちゃんと周囲が理解してあげないとね)
全く救いがないわけではなく、最後に小さな希望が見える映画でした。
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