今では極端な音圧上げってあまりやってないと思うんだけど、どうなんでしょう。
極端な音圧上げを揶揄する表現で「のり状態」っていうのがあります。
波形を見ると「食卓のり」のように真っ黒な長方形になってるやつですね。
教則本などでは「今では音圧競争は落ち着いている」と書かれているものもあったけど、今でも上げまくってるんじゃないかなあ。
まあジャンルによっては音圧上げないとサマにならないんですよね。ダンス系とか。
意図的にああいう音作りにしてる。
曲の持つダイナミクスとか楽器バランスとか大丈夫なんだろうか...と思っちゃうけど、そこはプロの仕事なんだよなあ...。
星野源はすごかったなあ。 レディー・ガガも。 デカかった。
音圧ないのに気持ちよく聞こえたのはマイケル・ジャクソン。
いつの発表だったか忘れましたが、Led Zeppelinの「BBCライブ:最新リマスター」を買って聴いた時に驚いたことがあります。
最初に発売された「BBCライブ」より音量が下がってる。
しかも最初の「BBCライブ」のように高域キンキン、低域ドンドンな音じゃないんです。
最初聴いた時は拍子抜けしたんですが、でもなぜか聴きやすい。
アナログLPレコードの海賊版を持っていましたが、それに近い雰囲気に感じました。(この辺は個人的なノスタルジーの要素ですね)
制作に十分なお金をつぎ込める連中なんだから、最高の機材とエンジニアを使ってるよな...。
と、いろいろ想像します。
オリジナル音源を大事にする...という考え方に変わってきた??
そういうのいいなあ。
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