イギリスのメーカー、Novationのシンセサイザー。
Novation にはSuper Nova、KS4,、X-Staion などごっついデザインのシンセがありました。
今はPeakやSummitといったシンセやMIDIコントローラーにも力を入れてますね。
数年前、3オシレーターのデジタルシンセが欲しくて探してました。
3オシレーターのシンセは外国製のものが主流で、国産シンセは無かったような。そうなると当然高額。
Ultra Novaは当時の雑誌のレビューやネットでは結構評価高かったように思います。
とどめに氏家さんのレビューの華やかさにまたしてもやられた…。^_^;
発表から数年経過してたので、値下げをしてるお店もチラホラ。
さらに予算を抑えるためにオークションで時間をかけて中古を探し、格安で落としました。
プリセット音を聴いてみた第一印象は…ちょっとチープ??
FM系のキラキラしたのやホンワカしたのが多い気がする。
それからフィルター+エンベロープの効きが思ってたのと違うかな。
アナログ的なサウンドで言えば、うちにあるシンセの中ではALESISのionが一番それっぽいかな?
とはいえ、KORG Radiasとは違ってよりアナログシンセに近く、ねっとり感が感じられます。これは頼もしい。
全体に音量が小さい…? と感じましたが、これは内部の音量系パラメータをいじれば解決。
あらためて音作りをしてみると、いや〜、いいですわコレ。
毎度のことですが、購入時ってよくわからない…。
3オシレーターに加えて、2フィルター、6エンベロープ(!)、ノイズのホワイト、5系統エフェクター、2リングモジュレーター(!)、オシレーターシンク、ボコーダー搭載、エンベロープをループ可能、アルぺジェーター搭載…、パラメータを割り当てられるツマミには、指で触るだけで変化が起こるタッチセンス機能…。
思いつくだけでもこんな感じ。もはやモジュラーシンセ並みのスペック。
(同じスペックと言われるMni Nova にはこれに加えてステップシーケンサーも付いている…。ツマミのタッチセンスは無いようだけど。あと、視認性、操作性は当然Ultra Novaに軍配は上がる)
値段を考えると大したもんです。
ところが、購入後ネットでUltra Novaの評価をチェックしてみると、あまりよく書かれてない気がしました。たまたまそういう記事だけが目立ったのかもしれません。
今思えば結構乱暴な書き方の文章だったかな?
(最近チェックしたけど、記事が見当たらないなあ)
雑誌でもミュージシャンのインタビューでちょっと否定的な発言をする記事を見つけたり。
この人のライブをテレビで見たことあるけど、当時発売されたRoland GAIA SH01の鍵盤を足蹴りするパフォーマンスやってた。ドアホめ。
Ultra Novaで一番ビックリしたのは、2つあるリングモジュレーター。
他のシンセでは見たこと無かった。
2つ同時に使うとより複雑な金属音になります。さすがに気持ち良い。^_^
パッド系も素晴らしいです。他社製品とは違う個性をしっかり持っています。
実はヤバいシンセだと思うのですが。^_^
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