カミさんが仕事で遅い時は、子供と二人でテレビ観ながら晩飯食べてます。
テレビで流れてたのは警察を取材した2時間くらいの特番。
市民が安全に暮らせるのはおまわりさんおかげです。悪い奴らから守ってくれてありがとう!
と思うと同時に、「捕まったにいちゃん超ガラ悪いけど、もしかしたらこれまで辛い目にあって大変だったんじゃなかろうか...」「酔っ払ってめちゃくちゃやってるオヤジも、もしかしたらこのコロナ禍で会社が大変、家庭もうまくいかない...とかあるかもしれん」
と同情、深読みしてしまいます。
今度は白バイの女性隊員がさっそうと登場。けしからん違反者をとっ捕まえます。
遠くに走るトラックを見つけて追跡。停車させます。
運転中に携帯使った罪により罰金&減点! ¥18.000なり。
不注意な運転で大事故にもつながる危険行為!厳しく取り締まれ!
と同時に「携帯なかったらこんなことにはならんのに。違反者が使ってる携帯電話の会社からもいくらかお金むしり取ったらええのに。そうすれば警察もっと儲かるで。あ、政治家さん絡んでるかもしれんから、それはやらんか」
と思ってしまう。
さらに信号機のない交差点。歩行者2人が自動車が通り過ぎるのを待っています。
車が2台通過。 それいけ〜!!
2台の車を停め、運転してた真面目そうな男性と、おばちゃん(?)をお説教。
信号機のない交差点で歩行者を優先させて渡らせなかった罪により罰金&減点!
¥16.000なり。
道路交通の安全を脅かす極めて悪質なドライバーめ!正義の制裁加えてやれ!
と思うと同時に「ああ、このコロナ禍で仕事や家計が大変な普通の庶民が、お金をむしり取られた...。歩行者が待ってくれてるから、さっさと行こうと思ったんじゃないかなあ。かわいそうになあ」
て、思うのは間違ったことでしょうか...。
次なるは28歳の若造おまわりさん。
何でもこの人、心の目で悪い奴らを見分けることが出来るんだそうです。
他のおまわりさんからも一目置かれています。
パトロールに出かける前は目を閉じて精神集中。まるで禅の修行のようです。
パトロールの取材中、突然若造が車を停めて遠くにいた男性に向かって行きます。
「腕を見せろ」問い詰めると、見事、薬物の前科者。大当たり!
男性、警察署までしょっ引かれます。
警察ってスピリチュアルな要素も活用するんですねぇ。
ついでに私ごと。20代の頃一人暮らししてた頃の出来事。
留守番録音に警察からメッセージが入っていて、「連絡してください」と。
身に覚えがないので、念のために母親に電話したら「(亡くなった)お父ちゃんの免許証の事じゃね」というので、ああそうかと納得。
翌日、海◯警察署に電話しました。
都合のいい時に署まで来て欲しい、というので土曜日の午後に行ってきました。
広い部屋にたくさんのデスクが並べてあり、その中の一つに通され椅子に座り、一人のおまわりさんと話をする状態になりました。
「これ見てください。覚えはないですか?」とゴミの入ったビニール袋を出してきました。
中にはなんと自分宛のハガキが。電気代の領収みたいなものだったかな?
なんでこんなものがここにあるの?
「これ、山の中の不法投棄の中から出てきたんですよ。これ捨てたのあなたでしょ?」
当然、全く身に覚えがないと言うと、「じゃあ、なぜあなた宛のハガキがここにあるんですか? ゴミが一人で歩くと言うんですか!」
おいおい、何言ってんのこの人。 口調がだんだん悪くなってるぞ!
しかも気がついたら自分の周りに3、4人のおまわりさんが取り囲んでる!
この時点で、自分を不法投棄の犯人だと決めつけてるなとわかりました。
こりゃきちんと筋道立てて説明せんとダメだと思いましたね。
それで「自分は毎日車で通勤してます。必ず家からバス通りへ出ます。バス通りに行く途中にはゴミステーションがあります。そこに捨てればいい話で。なんでわざわざ山の中に行くんですか?しかもこれ、燃えるゴミですよね。燃えるゴミって月・木の週2回あります」
と言うと、納得してくれました。
「僕は自動車の運転手が窓からタバコ捨てるの見るのも大嫌いなんですよ!!なんで山の中に自然破壊の片棒担いでゴミ捨てないかんのですか!冗談じゃないです!」
少々頭にきてました。
「じゃあなんであなたのハガキが...」
「そんなの知りませんよ!!」
「あなただけじゃなくて、別の人のハガキもあるんですよ」
「多分、その人も全然関係ないんじゃないですか?! 可燃物のゴミを持って行くなんて、ゴミ収集の業者じゃないですか?!
「業者が持って行くのも考えられん...」
知るか!
後日、会社でそのことを話したら、不法投棄する連中がカモフラージュで適当にゴミを拾ってきて混ぜてしまうことがある、と聞きました。
会社の人間がすぐにそう答えることができたのに、なんで警察は知らんのだ!
ホント、関わるもんじゃないですね。
危うきに近寄らず。
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